ページ

2018年7月16日月曜日

まる博「ジオパーク講座」のご案内

恒例のNPO法人 秩父まるごと博物館主催のジオパーク講座です。“秩父の盟主”といわれる石灰岩の山「武甲山」と巴川の曲流がどのようにしてできたのか? ブラタモリ案内人の演者が地質学的に解明します。

「川の石くらべ展」開催中!

川の博物館の出張展示(飯能の丸広百貨店)です。ガイドツアー(展示)やワークショップ(石図鑑作り)も行いますので、関心のある方はどうぞ。

2018年6月14日木曜日

宿泊自然観察会(霧ヶ峰高原~入笠山~白州蒸留所)の申し込みについて

宿泊観察会の申し込みは定員に達しましたので、締め切らせていただきます。多数の皆様からの参加のお申し込み、ありがとうございました。      
                      平成30年6月14日

2018年2月1日木曜日

2月4日(日)は交流会へご参加ください!

3本の興味深い話題提供、地質・植物・動物の各分野ごとの情報交換会、展示やプレゼントなど、お茶やお菓子を楽しみながら交流を深めましょう。会員・非会員を問わずどうぞお越しください。会場は、博物館2階講堂です。

2018年1月13日土曜日

地質観察会「埼玉の岩石園・寄居付近を訪ねる」のご案内

地質観察会を下記の通り実施しますので、ご案内します。
内容をご確認の上、奮ってご参加ください。

 
日時:平成30年2月25日(日)      場所:寄居町
集合:10時10分 秩父線、東武東上線 寄居駅南口
解散:1530分頃 寄居駅南口
内容:寄居付近は、埼玉の岩石園と言われるほど、他ではあまり見られない岩石やいろいろな地質時代の地層、複雑な地質構造などが見られます。川原では、上流の秩父山地から運ばれた多くの種類の石を観察することができます。当地へ地質巡検に来て101年になる宮沢賢治の足跡も訪ねます。
コース:寄居駅南口~玉淀川原(寄居酸性岩類、断層)~深沢川(寄居酸性岩類、寄居層、断層)~「鉢形城公園」、昼食、(付近の林業試験場跡地で「生きている化石」植物のメタセコイア、ラクウショウ、フウが見られます)~「埼玉療育園」下の川原(寄居層、御荷鉾緑色岩類、川原の石しらべ)~象ヶ鼻(御荷鉾緑色岩類、象ヶ鼻-朝日根断層)~寄居駅南口へ戻る
持ち物:弁当、飲み物、雨具、筆記具(必要に応じて採集用具、ハンマーなど)
参加費:200円(保険料、資料代)(非会員は300円)
申込:氏名、住所、電話番号(できれば当日連絡用携帯電話)を記入のうえ、友の会事務局にはがき、FAX、メールで、2月17日(土)までにお申し込み下さい。当日参加や非会員の参加もできます。当日参加は資料が足りない場合があります。
注意:1)雨天中止。県北部午前の降水確率(当日午前5時、熊谷気象台発表、電話048-177)が60%以上の場合、中止とします。
2)歩きやすい靴と、天気によっては防寒具で参加して下さい。全体で徒歩約8km
高低差約20m

埼玉県立自然の博物館 友の会事務局 〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町1417-1 
FAX:0494-69-1002  電話:0494-66-0407
          メール:E–mail:shizen.tomonokai@gmail.com

 

写真上<玉淀川原> 正喜橋下の荒川河床などに露出する凹凸のある岩は、当初石英斑岩の貫入岩と考えられていましたが、その後、流紋岩質溶結凝灰岩や花崗斑岩も産出することがわかり、これらは一括して「寄居酸性岩類」と呼ばれるようになりました。金勝山石英閃緑岩や栃谷層などとともに北方の内帯側(中央構造線の北側)から南方へ押しかぶせたクリッペ(根なし地塊)であると考えられています。寄居酸性岩類の活動時期は、同岩質の礫が寄居層に含まれることから寄居層の堆積以前と考えられ、流紋岩質溶結凝灰岩中のジルコンのフィッション・トラック年代は5960±280万年前(古第三紀の後期暁新世)の値が得られています。ここでは、寄居酸性岩類と寄居層の礫岩が破砕帯をともなう断層で接しています。

写真下<象ヶ鼻> 荒川が大きく南へカーブしている攻撃面に、切り立った岩が露出し「象ヶ鼻」の名で親しまれています。崖をつくる岩は緑色を帯びた緻密な岩石で、手に取るとずしりと重く感じます。これは、マグネシウムや鉄などの重い元素をたくさん含んでいるためで、「輝岩」と呼ばれる輝石を主成分とする超塩基性岩の一種です。この岩体は御荷鉾緑色岩類の一員で、変成作用を受けて輝石は緑泥石や緑れん石などの粘土鉱物に変わっています。大正5年に地質巡検で当地を訪れた宮沢賢治がここで採集した輝岩の標本が、岩手大学農学部に保存・展示されています。