昨年は観察会などをつうじて自然史に関する教養と会員同士の親睦を深めることができました。本年も変わらぬご支援・ご協力をいただき、友の会の活動を皆で盛り上げていきたいと思います。
下の写真は昨年11月17日・18日に実施した宿泊観察会でチバニアン(市原市養老渓谷)と銚子ジオパークを訪ねたときのものです。写真の左下と右下は犬吠埼の銚子層群犬吠埼層(下部白亜系)の砂岩泥岩互層、中央下は千騎ヶ岩(せんがいわ)の愛宕山層群(上部ジュラ系)分布地に自生するイソギクです。ちょうど開花時期でした。
昨年は観察会などをつうじて自然史に関する教養と会員同士の親睦を深めることができました。本年も変わらぬご支援・ご協力をいただき、友の会の活動を皆で盛り上げていきたいと思います。
下の写真は昨年11月17日・18日に実施した宿泊観察会でチバニアン(市原市養老渓谷)と銚子ジオパークを訪ねたときのものです。写真の左下と右下は犬吠埼の銚子層群犬吠埼層(下部白亜系)の砂岩泥岩互層、中央下は千騎ヶ岩(せんがいわ)の愛宕山層群(上部ジュラ系)分布地に自生するイソギクです。ちょうど開花時期でした。
今回の動物観察会は、令和6年10月6日(日)、埼玉県内で最も新しく整備された「春日部夢の森公園」で実施されました。この公園は県東部の水田地帯を埋め立てて造られており、開園当初から園内の整備を園芸業者による植樹は最小限にとどめ、学校などのボランティア活動の一環として、毎年幼木の植樹が行われています。このため現在ほとんどの樹木は植樹後4年目以内で、樹高も5m以下の低木がほとんどで、大変見晴らしの良い環境です。
公園は道路を挟んで南園、北園と別れていますが、両方とも人工的に作られた池が掘られており、カモやシラサギなどの水鳥を1年中観察することができます。現在公園内の多くは芝が植栽されていますが、今後植樹予定の周辺の土地は雑草が伸び放題のところがあり、多くの昆虫類、特にこの時期バッタやコオロギの仲間が観察できました。池の周辺にはトンボ類が見られ、池では時々駆除対象の外来種ミシシッピアカミミガメが泳いでいる姿に会います。
今回の観察会は、特別に園内の動物調査として採集許可をいただきました。最初に室内で担当係員の方からお話をしていただき、諸注意のあと野外に出てネットを振り、虫を採集しながら観察することができました。
管理棟を含め休憩室やトイレが充実し、新しいこともあり快適に過ごすことができました。
長瀞は、1878(明治11)年のドイツ人地質学者エドムント・ナウマンの来訪以来、1887(明治20)年の小藤文次郎による紅簾石片岩の発見、1938(昭和13)年の藤本治義によるジュラ紀の放散虫化石の発見、1944(昭和19)年の小島丈児によるスティルプノメレン(鉱物)の発見などがありました。長瀞・秩父地域は日本列島の地質に関する先駆的な研究が展開された場所であり、“日本地質学発祥の地”とよばれています。
また、神保小虎の指導による1921(大正10)年開設の秩父鑛物植物標本陳列所、1949(昭和24)年開設の秩父自然科学博物館、1981(昭和56)年開設の埼玉県立自然史博物館と3代続いた博物館は、校外学習の拠点としての役割を担い、地学巡検・実習等で長瀞を訪れる学生・生徒・児童は現在にいたるまで後を絶ちません。本講座では、日本地質学史上重要な露頭などを訪ね、先人たちの偉業に思いをはせます。
地質と歴史の両面を楽しめるテーマで、非会員の方も歓迎とのことです。
紅葉の名所として知られる嵐山渓谷は、槻川が大きく曲流(穿入蛇行)する場所です。河岸には紅簾石片岩をはじめとする三波川帯の変成岩(片岩)が露出し、見事な渓谷美をつくっています。川原では、変はんれい岩などの緑色岩や片岩類など、さまざまな変成岩礫を観察することができ、見学コースでは、関東山地と関東平野を分け南北にのびる「八王子構造線」をまたぎます。
鎌倉時代の武将 畠山重忠の居館跡「菅谷館跡」は、都幾川と槻川の合流点の北側に立地し、本丸・二の丸・三の丸、土塁・堀が良好に保存されています。郭の配置や土塁の構築法には近世的な平城の特徴がうかがえますが、本丸は単郭式の館の面影をとどめています。昭和48(1973)年に国の史跡に指定され、平成20(2008)年に松山城跡・杉山城跡・小倉城跡を合わせ、中世を代表する城館跡群として「比企城館跡群」に指定名称が変更されました。