ジオパーク秩父の公式ガイドブック『秩父に息づく大地の記憶』がさきたま出版会から6月30日に発売となりました。編者は秩父まるごとジオパーク推進協議会で、昨年7月1日に関係者向けに同協議会が発行した公式ガイドブックを一般販売向けに大幅にリライトしたものです。A5判オールカラー167頁(税込1,650円)で、詳しい解説を助ける多数の写真や図がちりばめられています。
◆巻頭の「ジオパーク秩父へ ようこそ」では、<都心に直結した「地球の箱庭」秩父>、<「ジオパーク」で解き明かす、大地・生態系・生活のつながり>、<ジオパーク秩父が目指す姿>が提示されています。
◆第1部の<秩父に刻まれた「大地の物語」>では、「日本地質学発祥の地」、「秩父の大地に眠る 太古の海の物語」、「時代を超えた人々の聖地」、「大地の営みと共に生きる」の4つのジオストーリーが語られ、秩父の3億年の地史が浮きぼりにされています。
◆第2部の<「秩父の大地」を巡る>では、秩父・横瀬、荒川・大滝、長瀞・皆野、吉田・小鹿野・両神の4エリアに所在する34か所のジオサイト(地形・地質サイト)、文化・歴史サイト、生態サイト、眺望サイトと13か所の拠点施設が、豊富な写真・図・マップにより詳しく紹介されています。
◆巻末には、「ジオパーク秩父」を楽しむモデルコース、用語解説を兼ねた索引と参考文献が加えられ、読者の便が図られています。
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