令和5年11月19日(日)、24名(うち博物館から学芸員1名)の参加で、高麗川流域の地質観察会が行われました。当日は天候に恵まれ、高麗川駅前に午前10時に集合し、大宮鉱山跡、高麗神社、高麗王若光の王廟、聖天院、栗坪の不整合、巾着田を巡りました。
行程約9㎞の緩い上り下りありの長めのコースで疲れましたが、多くの参加者が初めて見る露頭やマンガン鉱石の採集などもあり、それぞれ満足して帰られたようです。高麗川右岸の栗坪の不整合や同河床の白亜系は、植生や堆積物におおわれて観察しづらかったですが、以前に撮影しておいたテキストの写真と照らし合わせて、なんとかご理解いただけたようです。
アンケートからは、丁寧な説明で内容も良かった、ちょっと歩く距離は長かったけれど要所要所で良くわかった、初めて知ることばかりでとても勉強になった、初めての参加だったが楽しかった、などの感想が寄せられました。ご指導いただいた博物館の小林学芸員に感謝します。
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