8月4日(日)、関東地方に熱中症アラートが警告されるほどの暑さの中で実施。参加者は非会員を含めて29名と博物館より岩浪学芸員の30名で、10時に小鹿野町役場の駐車場に集合。牧野会長あいさつ、日程および諸注意の後出発。最初は国道299号を秩父方面に移動、途中で道路脇に建てられている小鹿野町の名前の起こりである「巨香郷之碑」を見学。しばらくして小判沢集落に通ずるわき道へ。ここからは32番札所「法性寺」に通ずる巡礼道を行くことになります。
わき道に入るとケヤキの大木や道路脇に作られている立派な石垣を観察。さらに進むと赤平川に架かる「かなその橋」に到着、ここから上流右岸に大きな露頭を観察。地質に興味のある人は河原に降りて露頭付近に移動し、本間会員による説明を聞きながら、秩父盆地新第三系「桜井層」砂岩泥岩互層を観察。
集落に通ずる巡礼道を行くと、まもなく小判沢の対岸に、今回の見学目的の一つであるイワタバコの大群落が観察されました。道路脇にも小さなイワタバコの花が満開。小判沢集落につくと集会所わきの広場で昼食。
動物に興味のある人は、少し巡礼道を進み小判沢の上流に降りて、沢に生息するサワガニやアメンボ、ミズスマシなどの水生昆虫を観察しながら昼食。
昼食後は、往路を戻ることになりましたが、真夏の日差しが強烈で、役場駐車場には予定より早く到着し、解散となりました。
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